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しあわせ婚活 Miyabi 加藤です。
昨日は、私が相談員をしております
「NPO法人 日本結婚教育協会」の基礎講座にて
講座をさせていただきました。
この協会では、結婚がゴールではなくスタート
であることを各自治体に発信し、結婚支援の重要
性を少しでも多くの方々に認識していただけるよ
う活動を行っています。
昨日の基礎講座でも、多くの学びがございました。
私が最も納得できたのは、「見える愛と見えない
愛」について、ある1人の女性が語ってくださった
お話です。
詳細はお伝えできませんが、肝となる大事な部分
だけをここでお伝えしたいと思います。
自分が感じる「愛されている」っていったいどん
なこと?
これって、改めて考えたことはあるでしょうか?
この女性はこんなお話をしてくださいました。
わかりやすい「愛の言葉」のシャワーや、何でも言
うことを聞いてくれたり、スキンシップで心身とも
に満たしてくれたり、
こういった見える愛を、欲しいときに欲しいだけも
らえることが続くと、これらがもらえない時に、
「愛されてない?」と不安になる。
もちろん、こういった見える愛も大事ではあります。
優しい言葉は心を満たしますし、希望を叶えてもら
えると大事にされている気持ちになれる。そして、
体を求めてもらえることもそうです。
ただ、これらの、”もらえる見える愛”は、次第に、
「もっと欲しい」という欲求にもつながっていく。
そして、もらえることが当たり前になると、文句
をつけるようになったりもします。
また、もらえる数が少なくなると、「他の人に与
えているのでは?」と嫉妬や怒りが湧いてくるよう
になることも。
逆に、そういったわかりやすい見える愛をくれな
い相手は、「好きじゃない」「苦手」と思うよう
になり、その人の本当の姿や良さを見えなくして
しまう。
この話を聞いていて、私はずいぶん納得しました。
自分自身も若い頃は、こういった、わかりやすい
見える愛が欲しくてたまらない人だったからです。
「好き」と言ってもらえないと不安になったり、
「きみが一番」と表現してもらえないと不満だったり
交際当初よりもらえる”見える愛”が減ってくると、
見えない相手に嫉妬してみたり。
ここだけ聞いていると、めんどうなヤツだな、と
思うかもしれませんが。多かれ少なかれ、どの人
にも「わかりやすい見える愛」欲はあるはず。
今、この年齢になって、この仕事をしていて思うこと
は、見える愛は、その分量で相手の想いを測ってしま
うということ。だけど、それは危険なことでもあります。
だれだって、うまく見える愛を与えてあげたい。だけ
ど、そういった見える愛を見せるのが苦手な人だって
います。そして、それが本当の愛でもないとわかって
いる人もいます。
では、逆に、見えない愛ってどんなものでしょう。
私が個人的に思うのは、こんな愛が見えない愛です。
まるで親が子を想うような温かくかつ力強い愛。
いつもそばで見守ってあげたい。
危険なときは守ってあげたい。
つらいときは支えてあげたい。
しあわせなことがあったら分けてあげたい。
私自身、今の主人と結婚してすぐ、自分の母親が亡く
なりました。私は母にずいぶん可愛がってもらって育
ったので、深く深く悲しみました。
その際、主人は、「おれがいるから。」それだけを伝
えて、横にいてくれました。もちろんこの言葉も嬉し
かったのですが、やはりじっと傍にいてくれたことが
何より嬉しかったのを覚えています。
昨日の講座の中で伝えておられた言葉で、1番印象的
だったのは、「もらっている愛に気づけていないこと
がある」ということ。彼女は今のパートナーが、出会
った時からブレずに見守ってくれていたことに気づい
たそうです。
もらっている愛が、ただ見えていないだけのことは
とても多いかもしれません。親が子を想う愛情が目
には見えないのと同じ。パートナーや交際相手がく
れている見えない愛。あなたは見つけられますか。
しあわせ婚活みやびでは、交際中の悩める方々に、
こんなお話もさせていただいています。